

NEW! 包丁を試作。
下記は、ある刀鍛冶さんのテスト使用後の感想です。
試験操業とフォーラム操業のヒのサンプルを両方使っています。
折り返し鍛錬8回 焼入れ800℃ 焼戻し160℃
・ノロ含有量はやや多い。炭素量は良好
・以前のヒのなかにはしっかりしているように見えたものでも
折り返し鍛錬の際にさくっと折れる感じの物があったが、
今回のヒは粘りがありしっかりしている。
・あばたの部分も表面を除けば他の部分と同じくらいのカーボンがある。
・研ぎ上げ後、地金表面は若干荒い感じがする。
・焼入れ性、鍛着性、共に問題なく、充分使えるヒ。
プロの職人さん曰く、あえて二次精錬する必要なく使うことが出来るヒだそうです。
操業に関わっていない方の製作・感想ですので、偏っていない客観的な評価だと思います。
2004 11/5〜6 雲南市吉田町吉田で近代たたらの操業が行われました。
(上から順に新しい情報です=下から順に見てください。)
全国から精鋭実習生が集結?!(^_^;)
今回、村下は吉田さん。作業指導は杉原君、松本さんです。
ケラ割の写真が届きました。裏側を上にして割っているところです。

簡単なクリーニング後、計測しました。重くて1つの秤ではダメなので、2台使います。
合計で約178kg。ノロや海綿鉄が着いているので、ヒ割り後にはもう少し減る予定。

ヒの裏側。手前は大きさ比較用耐火煉瓦。

ヒの側面。四方からです。

約860kgの砂鉄を投入して、こんなヒがでました。
品質は割ってみないと判りませんが、大きなヒです。(比較物は500mlペットボトル)

下釜の状況です。
羽口側が数センチ残っていますが、ノロだし口側は耐火キャスタブルが露出しています。
これがこの羽口配置(千鳥配置)での操業時間の限界でしょう。

昨年のヒの良い部分で、こんな小刀ができました。
今度切れ味をテストしてみたいですね。
この他にも財団の鍛冶工房には、杉原君が和鋼で製作した小刀を販売中です。
興味のある方は、是非、足を運んでください。
村下さん、スタッフ、実習生の皆さん、お疲れ様でした。m(_ _)m
&財団理事長堀江さん、猪鍋の差し入れありがとうございました。


明日、クリーニングと計測をします。



こんなケラです。



吉田村下さんより操業終了の挨拶。感極まって涙が・・・・・(T_T)



下釜がはずされ、ケラの誕生です。



上釜がはずされます。



羽口を取り外し、上部を解体。



けら出し準備です。






村下さん、秘密メモになにやら書かれています。φ(.. )



炭が減ってきたので、細かい炭を押さえに入れます。






これだけのノロが出ました。



空も明るんできました。



村下さんより、砂鉄投入終了の発表です。












毎年恒例居眠りコーナー






きょっ、兄弟っっっ!!(゚ロ゚〃)















日付が変わりました。






踊る炎。



順調に出ますね。












ノロに群がる人々。






食料には事欠きません。



あ、マスクして食べてる人が!! (^_^;)



軽いノロが羽口に垂れます。(羽口画像は左が上です。)



作業しながら食事を取ります。



夜食が到着。



早くも燃料が入ります。 カ、カメラマンも!!(゚ロ゚〃)






村下の指示が飛びます。









ノロだし、炭入れ、砂鉄入れ、羽口掃除。繰り返しの作業です。









炭入れを修繕。針金に張りがねえ。((+_+))






見学者もどんどんやってきます。 ノロの整理場所も確保。



再度のノロだし。今度はたくさんでました。






ちびっ子も見学。将来が楽しみですね。(^^)



ノロを掃除。しかし昨年ほど詰まることなく、簡単に掃除が出来るノロです。



羽口にノロが垂れ下がってきます。






初花焼きを金屋子さんに奉納。みんなも頂きます。



今年も初花焼きが始まります。喫茶「初花」開店です。



このノロはもちろん・・・・・



出てきたノロ。



最初のノロだしです。



見学が大勢来襲。



村下さんも練習中。(^_^;)



みんな一生懸命練習します。



今年は砂鉄の入れ方講習がありました。(^^;)












砂鉄投入開始です。









上部のヒビを修繕します。


















ゆっくりと火の回りを確認しながら炭を入れます。



種火を入れ、送風開始。



しっかり叩き締めて出来上がり。送風管を取り付けます。



乾燥時に炉底の炭床が凹んでいたため、修繕します。



さあ、長い操業の始まりです。
11/5〜6 近代たたら操業

種火を入れ、乾燥に入ります。


鍛冶大たたらの御意見番もお手伝い。('〇';)

羽口距離、中央で約320mm、底の幅は中央で約210mm、両端で約190mm
残念なことに、近代だたら炉は羽口角度の自由が利かないので、理想の角度ではありません。
木原さんも御指摘のように、まだ羽口角度が浅いと思われます。



きれいに均します。

今回の操業は標準化のためのゲージを使うのが前提ですが、
村下さんのアイデアでV谷部分の幅をゲージよりもちょいと広げています。
これは第2回フォーラムの操業時と似ていますね。
あの時は村の先輩の操業データでの操業でした。
これが功を奏してヒが炭床で育ってほしいです。

ゲージを抜き取って、壁を削ります。
わざわざ削らなくてもいいようなゲージだといいんですが・・・・・(^_^;)

熾き火をたたきしめます。これがヒのベッド。



ほとんどが初めての参加者なのに、見事な叩きっぷりです。(^。^;)。


薪を燃やしている間に土練と炭切り。

今回の薪は煙が多く、なかなかきれいに燃えてくれませんでした。

11/3 炉作りです。
DVTR撮影:柳楽晴美(迷?)カメラマン
なお、この操業に関する数値データや資料の権利は「(財)鉄の歴史村地域振興事業団」にあります。
操業資料を無断で引用したり発表することを禁じます。